1月も下旬に入り、1年で1番寒い季節なはずですが、ポカポカ陽気で春のよう。
ずっとメニューに載せていたウガンダのブルーナイルが終売になりまして、代わりに新しくアフリカンスノーという豆を入れました。
ブルーナイルをずっとご愛飲くださってたお客様がいらっしゃるので、なるべくずっと販売していたかったのですが、商社さんに無ければ仕方なし…
でもまあ、同じ商社さんが輸入してる豆なので、きっと美味しいだろう!とテスト焙煎してみましたら、アフリカンスノーもこのお値段でこの風味ならお買い得!!
シティーローストで、クルミやヘーゼルナッツのような芳ばしさ、マンゴーのようなトロピカルなフルーツを思わせる甘い香り、チョコレートやカラメルっぽいフレーバーを感じました。
日が経つとまた風味が変わりそうですが…
ブルーナイルはケニア国境に近いマウント•エルゴン産でしたが、アフリカンスノーはコンゴ国境近くのルウェンゾリ山標高1,200〜1,800mで栽培されています。
主にブコンズ族の小さな農家さんが丁寧に完熟したチェリーを収穫し、水洗工場できれいに洗った豆をアフリカンベッドで乾燥させています。
元来この地ではケニア由来の高品質なコーヒーが栽培されていましたが内戦等で疲弊し、質の悪い粗悪品が混ぜられてしまっていたのを復活させるべく、ボルカフェ•グループのキャガラニ社とアグリエボルブ社が栽培•精選の指導をし、ウガンダでも最高級の豆を生産することに成功したそうです。
そう、コーヒーは栽培するだけでなく、的確に精選され、きちんとした流通経路がなければ高品質にはならないのです。
生産者が生活が成り立つ報酬がきちんと得られることも大切だと思います。
フェアトレードコーヒーもありますけど、慈善事業に頼らずとも、普通のビジネスとして成り立つことが肝要かと。
美味しくコーヒーを飲むことで、生産者の生活も潤う…
そんなハッピーな飲み物であれば嬉しいことですね〜